スペイン代表のEURO2024優勝に貢献し、キャプテンとしてトロフィーを掲げた。だが、栄誉をもたらした母国を再び飛び出すことは、彼にとって必要なことだったという。
ミランのアルバロ・モラタが、うつ病やパニック障害に悩んでいた事実を明かした。スペイン『COPE』でのコメントをイタリア『calciomercato.com』が伝えている。
来週放送予定の『COPE』で、モラタは「うつやパニック障害のような本当に難しい時期を経験すると、職業や人生のどんな状況にあるかは重要じゃない。毎日、毎晩、自分の中のもうひとりと闘わなければならないんだ」と話した。
「最終的に、僕にとっては、スペインから出ていくことがベストだった。もう耐えられない状況だったからだ」
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モラタはこの夏、アトレティコ・マドリーからミランに完全移籍。2度にわたるユベントス時代を過ごしたイタリアでの3度目の冒険に臨んだ。イタリア人のアリーチェ・カンペッロが妻だったからという見方もあったが、モラタとカンペッロはその後、別れを選んだことを明かしている。
ミランデビュー戦で初ゴールをマークしたモラタは、インテルとのダービーマッチ勝利に貢献。セリエA前々節でも得点をあげ、ここまで公式戦7試合出場で2得点、1アシストを記録してきた。
オリビエ・ジルーが去った前線に得点力をもたらせていないとの指摘もある。一方で、戦術的に重要な戦力として評価する声もあり、さらなる貢献が期待されているところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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