女子プロのスイングがお手本!“側屈”すればダフらない

軸ズレはスイ軸がズレたり傾くと当たらない!”軸ブレ防止”を徹底レッスン!

軸を安定させるためには脚を動かすようにしましょう!

体を止めずに回り切れれば側屈してもダフらない

側屈を行う際、体の回転が止まると軸が傾いてダフってしまいます。バックスイングもダウンスイングも、しっかりと体を回転させましょう。とくにダウンスイングでは、左に踏み込んだあと、左のお尻を後ろに引きながら左ヒザを伸ばすことで骨盤を回転させ、体を回していきます。

この左への踏み込みをスムーズに行うためには、トップでの腕と首の付け根の引っぱり合いが必須です。切り返しの瞬間、手元と左足が逆方向に動くような感覚をもちましょう。

左のお尻を引きながら左ヒザを伸ばす

切り返しで左に踏み込んだ後、左のお尻を後ろに引きながら左ヒザを伸ばすようなフットワークで骨盤を回転させる。軸をブラすまいと、下半身を止めるのは逆効果だ。

注意!脚が止まると軸が大きく傾いてしまう

軸を安定させようという意識から下半身の動きが足りずに回転不足になると、軸が傾いてダフリなどのミスが出てしまうので注意。

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踏み込むためには切り返しでの「引っぱり合い」が必須


宮田成華がお手本!

切り返しで左に正しく踏み込むためには、トップで腕と体が引っぱり合う状態がつくれていることが不可欠。手元と左足へのテンションが、反対方向にかかる感覚をもとう。

いかがでしたか? 石川コーチのレッスンをぜひ参考にしてくださいね。

宮田成華
●みやた・なるは/1997年生まれ、東京都出身。10歳からゴルフを始め、17年にプロ転向。19年のプロテストに合格し、ツアーに挑戦中。ルックスだけでなく、スイングも美しいと評判。

レッスン=石川純平
●いしかわ・じゅんぺい/1980年生まれ、千葉県出身。20歳からゴルフ場に勤務し、PGAティーチングB級、TPIレベル1などのティーチング資格を取得。

構成=鈴木康介
写真=相田克己、ゲーリー小林、高橋淳司
協力=ジャパンゴルフスクール

※ワッグル2021年8月号から掲載