大阪王将で飲んで帰宅したら妻が「臭すぎ」とブチギレ → 原因はこの餃子か

妻の発した「くっさ!!!!」があまりにも大きかったので、寝ている子どもが起きるかと思った。その瞬間 部屋に緊張が走る。私は慌てて「シーーー!!!」と言ったのだが、妻は私から逃れるように部屋の隅に走り速攻で窓を全開にした。

それから30秒くらい外の空気を吸い続けた妻。やがて恐る恐るこちらを振り返ったとき、目は明らかにブチギレていた。

何をそんなに怒っているのか? 私には思い当たる節がない。いや、嘘だ。心当たりはある。あれに違いない。

何かというと……

『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』である。私はこれを数時間前に食べていた。

さらに言うと……

『ニンニク肉肉肉餃子』も食べていた。

というか、2つを食べ比べしながら飲んでいた。

なぜそんなことをしたのか? 理由を簡単に説明すると、「仕事だから」ってことに尽きるが、『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子(440円〜)』は最近出たニューフェイスの期間限定商品。

一方、『ニンニク肉肉肉餃子(390円〜)』は2023年の6月に登場した先輩格。こちらは以前の記事でも紹介しているが、新入りである『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』との違いを確認したかったのである。

いちおう結果を伝えておくと、新人の『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』は先輩の『ニンニク肉肉肉餃子』より何倍も凶悪(褒め言葉)な商品であった。

それだけニンニクの臭さがハンパない。なにせ、餃子単体のニンニクパワーが強いだけでなく、使われているソースがガーリックバターソースとガーリックタルタルソースのWニンニクなのだから。

なぜその2つのソースを合わせるのか? と考えると悪意があると言ってもいいほどニンニクまみれの商品である。

でも、だからこそ美味い。特にビールとの相性は最高で、商品名の「背徳すぎる」はまさに言いえて妙。

対して、ニンニク界隈では先輩である『ニンニク肉肉肉餃子』も背徳的な商品ではある。ただ、肉感が前面に出ているためにニンニクのパンチは揚げタイプほどじゃないという印象。

・凶悪につき

というわけで、『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』のヤバさが際立つ結果になったが、注意すべきはこちらが2024年11月1日までの期間限定ということ。ノーガードのニンニク攻撃を受けてみたい方はそれまでにどうぞ。

重要なことなので繰り返すが、『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』は口が臭くなることに対しての配慮がほぼなされてない。なので、家族がいる方や対面の打ち合わせを控えている方などはくれぐれもお気をつけいただきたい。

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・翌日も

ちなみに、私が『背徳すぎるニンニク肉肉肉揚げ餃子』を食べた翌日、朝起きると妻は「まだ匂い残っているから部屋の窓を全開にして」「(私が)通ったところが全部臭い」と言っていた。よっぽど酷かったのだろう。

結果的に、妻には大変申し訳ないことをした。次に大阪王将に立ち寄った際は、何かを妻のためにテイクアウトして埋め合わせたいと思う。現場からは以上だ。

参考リンク:大阪王将「ニンニク肉肉肉揚げ餃子」「ニンニク肉肉肉餃子

執筆:和才雄一郎

Photo:RocketNews24.