世間では、男性の草食化が進んでいると言われています。では、女性から積極的になってアプローチし続ければよいのでしょうか?
実際に「数うちゃ当たる」と思い、気に入った異性に片っ端から声をかけては振られまくった筆者は、そんな単純な問題じゃないことは充分承知しています。しかし、最近の男性はシビアです。
気に入った女性がいても「共働きでも大丈夫?」「一人暮らししたことある? =家事できる?」と容赦なく聞いてきます。
条件に合わなければ、どんなにタイプの女性でも諦めてしまう男性もいます。やはり、女性からの押しが必要なのでしょうか?
今回の記事では、女性から逆ナンをしたときの男性の気持ちを、過去の逆ナン経験を踏まえて紹介します。
1. 初逆ナンをした日。あれは、まだ私が22歳のときでした
私が人生で初めて逆ナンをしたのは、22歳のときでした。当時、私は他のテーブルで知人男性から友人の紹介を受けていました。
しかし、全然タイプじゃない男性だったので帰りたいオーラをガンガンに出していました。
どれくらいガンガンに地雷臭を出していたかと言うと「いま何時?」と何度も言ったり、時計を何度もチェックするなどという無礼行為のオンパレード。今思えば、失礼極まりない女でした。
ふと他のテーブルを見渡していると、なんと某人気イケメン歌手にソックリの男性が友人とカフェを楽しんでいる姿を発見。
何を思ったのか、私は座っていたテーブルを離れ彼の所に無言で歩いていったのです。
そこで私が彼に話しかけた第一声が「すみません。めっちゃタイプなんで連絡先を教えて下さい」でした。
男性は唖然とした顔で私の顔を見て、すぐさま「ごめんなさい。僕、彼女います」と言いました。
その後、自分の友達を紹介しようとした知人男性からは「いくらなんでも失礼すぎる!」と叱られました。これが、私の人生初の逆ナンでした。
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2. 打率1割にも満たない逆ナン。それでも逆ナンを通じて学んだ、男性の本音とは?
その後、私は合コンでいいなと思う人には自分から連絡先を聞いていました。理由は、自分がいいなと思った人が連絡先を聞いてくれなかったからです。
当時「運命は自分で切り開くものだ」と豪語していた私ですが、本当は理想の男性に声をかけられるような魅力がないだけでした。
逆を言えば、どれだけ連絡先を聞かれても興味がない男性には教えませんでした。
たとえ義理で連絡先を教えたとしても、「今日はありがとう」というメールさえ返信しませんでした。若さ故に怖いものなど何もなかった20代、それはもう失礼な女でした。
ただそんな当たって砕けろの日々から学んだのは、男性はどんな素敵な子であれ自分からアプローチしたいと思っていることでした。
私は、そんな男性の想いに全て水を挿すようなことばかり繰り返していました。
当然、彼氏いない歴は更新し続け、初彼ができたのも27歳と遅咲きです。
男性にどうやって声をかけたら喜ばれるのかを考えていたら、あっという間に10年経ってしまいました。そんな訳で、私が結婚したのも37歳と遅めです。
色々な人を観察し、自分から誘うのではなく誘いやすいようにアプローチをしていました。
たとえば一緒にドライブしたいなら「今度、車乗せて」よりも「わぁ~、私もBMW乗ってみたい!」と答えます。
上手にアプローチ出来る女性は、男性からアプローチしてもらえるように仕向けるのが上手ですね。