リーグ優勝決定シリーズ初進出の大谷翔平、雄叫び「ヘイ、バモー!!」→“感情爆発”のガッツポーズにMLB注目

 初のポストシーズン勝利に喜び爆発だ。

 現地10月11日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地で地区シリーズ第5戦を戦い、サンディエゴ・パドレスを2対0で撃破。対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)に進出を果たした。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は3三振を含む4打数ノーヒットだったが、歓喜の瞬間には「へイ、バモー!!」のひと声からダグアウトを飛び出した。

 大谷はパドレス先発のダルビッシュ有の前に苦戦。第1打席は低めのスライダーに手を出し、空振り。第2打席は三飛、1点リードの6回はカウント1-2で追い込まれると、最後は外角の緩いカーブで空振り三振に倒れた。ダルビッシュ降板後、8回の第4打席は左腕のタナー・スコットと対峙。緩急をつけた38歳のベテラン右腕のピッチングから一転、160キロ近い豪速球を投じる相手にタイミングが合わず、最後はバットが空を斬った。
 
 それでもチームは先発した山本由伸が5回2安打無失点の快投を披露すると、リリーフ陣も日本人右腕が作った流れに乗り、強力パドレス打線をノーヒットに封じた。ドジャース投手陣が24イニング連続無失点という素晴らしいパフォーマンスでつなぎ、最後はブレーク・トライネンが締めて、笑顔で歓喜の輪に加わった。
  試合後、MLB公式サイトは大谷のリアクションに注目。メジャー7年目で初のポストシーズン勝利の瞬間に、大きく叫びながら力強いガッツポーズを見せてチームメイトとハイタッチを交わす大谷の表情を捉えた。公式Xには「ショウヘイ・オオタニがNLCSへ向かう」と記し、球界を代表するスーパースターのシーズンはまだ終わらないと言及している。

 他にも、少年のような笑顔で山本やチームメイトとシャンパンをかけあう動画を次々と投稿。大谷フィーバーに日米ファンの熱狂はまだまだ尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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