今やNBAを代表する若手スターの1人となったミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ。その圧倒的な実力もさることながら、最近では歯に衣着せぬ物言いも注目の的となっていたが、現地時間10月10日(日本時間11日、日付は以下同)に公開された米メディア『Interview Magazine』でのインタビュー内の発言も話題となっている。
インタビュアーのクリス・タッカーから「ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)と1オン1で対戦したいか?」と問われたエドワーズは、「ああ、したいね」と即答。さらに勝つ自信があることを明かした。
「今シーズン、彼は戻ってくる。多くの人々が彼のことを、忘れていたとまでは言わないけれど、数か月間プレーしていなかったから目立つことがなかった。でも1オン1に関しては……そうだな、たぶん彼を料理できるよ」
2019年のドラフト2位指名でグリズリーズに入団したモラントは、類い稀な身体能力を武器に一気にスターダムを駆け上がり、新人王やオールスター選出、オールNBAチーム入りなど数々の個人賞を勝ち取った。
しかし昨季、それまでのキャリアが一変。オフコートでの数々のトラブルや肩の故障でわずか9試合の出場に終わるなど、完全に名声が地に堕ちてしまった。
とはいえ、その出場した9試合では見事な活躍を見せたように、能力に錆びつきは見られない。コンディションが万全なら素晴らしいパフォーマンスを見せるはずで、勝つ自信を覗かせたエドワーズと言えど苦戦することは間違いなく、ウルブズとグリズリーズの試合では激しいマッチアップを繰り広げることだろう。
25歳のモラントと23歳のエドワーズ。近年の若手スーパースターは海外出身選手が多いなかで、実力もカリスマ性も十分な2人には、次世代のアメリカを牽引していく存在となってほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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