「ヨシを心から誇りに思う」サイ・ヤング賞3度の名投手も山本由伸の快投に感服!「攻撃的に打者を追い詰めていった」

 大舞台での快投に名投手も賛辞を惜しまない。

 現地10月11日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第5戦に先発登板し、5回2安打無失点と好投。ポストシーズン2試合目で初勝利を飾り、3勝2敗でチームを3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に導いている。

【動画】山本由伸が5回2安打無失点!降板後はロバーツ監督と熱い抱擁 現地5日の第1戦では、3回5安打5失点と精彩を欠いた山本。しかし中5日を空けての今夜は、初回からエンジン全開の投球を見せ、わずか10球で三者凡退と好スタートを切った。3回には1死一、二塁のピンチを招いたが、ここを三ゴロ併殺打で切り抜け、フィールド上で気迫の雄たけび。さらに4、5回を3人で斬って取るなど、ほぼ完璧な投球内容だった。

 地元放送局『SportsNet LA』の試合後インタビューで山本ら投手陣を絶賛しているのは、サイ・ヤング賞3度のクレイトン・カーショウだ。「ここ2試合での投手陣、ブルペン陣の活躍をどう見たか?」との質問に対し、「アンビリーバブル。今夜ヨシから始まり、ブルペン陣に関しては、いくら褒めても足りないだろう」と答えている。

 さらに、「前日の試合から2戦連続でパドレス打線を無失点に抑えたのは、本当に素晴らしい」と興奮気味に続けると、「選手たちを心から誇りに思う。ヨシを心から誇りに思う」とコメント。「彼は、ただ攻撃的に打者を追い詰めていった。誰にも負けないというメンタリティが必要だが、それを持っている」と26歳の日本人右腕に称賛の言葉を並べていた。

 現地13日(日本時間14日)からは、4戦先勝制のリーグ優勝決定シリーズでニューヨーク・メッツと対戦するドジャース。今後も彼らの戦いぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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