韓国代表に激震が走った。
現地10月10日に行なわれたワールドカップ・アジア最終予選第3節のヨルダン戦(2-0)で負傷したFWのファン・ヒチャンが、離脱したのだ。
ウォルバーハンプトンのアタッカーはその試合の23分、ヨルダンのエサン・ハダッドのタックルを受けて転倒。左足首を負傷し、ストレッチャーに乗せられて運ばれ、そのまま交代となった。
韓国メディア『[SPOTV News』は12日、「大衝撃だ!ファン・ヒチャン、ヨルダンの殺人タックルで2024年アウトが有力」と見出しを打ち、「怪我はかなり深刻に見える」と伝えた。
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記事は、サッカー選手の怪我を分析するサイト『Physio Scout』の見立てを元に、「最大10週間の負傷だ。少なくとも12月までは復帰できない。12月中旬が復帰予定日だが、すぐにグラウンドでプレーできるかは不透明だ。状態によっては、2024年が丸ごと飛んでしまうかもしれない」と報道。こう続けている。
「韓国代表には大きな戦力ダウンだ。ファン・ヒチャンは代表チームで攻撃の重要な役割を担っており、突破と攻撃的なプレーはチーム戦術の中心だった」
また、ヨルダンのラフプレーと、レフェリーにも苦言を呈している。
「ファン・ヒチャンの負傷以降、試合を担当した日本人の木村博之主審の判定に対する議論が起きた。ヨルダンの選手たちのラフプレーに対する適切な制裁がなされなかったという批判が出ており、試合中に韓国の選手たちが何度も荒いタックル受けたにもかかわらず、審判の対応が不足していたという指摘が続いている」
いずれにしても、大黒柱のソン・フンミンが怪我で選外となったなか、ファン・ヒチャンも離脱した韓国代表は厳しい状況となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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