S・ランスでは4戦連発も、サウジ戦は88分からプレー。中村敬斗が日本代表での立場に本音「同じポジションの選手のレベルが高いので…」

 日本代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選第3節でサウジアラビアと対戦。2-0の快勝を収め、3連勝を飾った。

 代表チームは15日に埼玉スタジアム2002で行なわれる次のオーストラリア戦に向けてトレーニングを再開。土曜日にサウジアラビアから帰国後最初の練習を実施し、終了後に中村敬斗が取材に対応した。

 中村は所属クラブのスタッド・ドゥ・ランスで直近のリーグ戦4戦連発と絶好調。しかし、サウジアラビア戦は88分から投入され、出番は限られた。
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 24歳のアタッカーは、その試合を「ゲーム展開的に2点目が入ったら、出るかなと思って準備をしていたので、少しでもチャンスをもらえて嬉しかったです。あとちょっとでゴールという場面もあったので、決めたかったですね」と振り返る。

 9月シリーズの中国戦(7-0)では、ベンチ入りするも出番なし。続くバーレーン戦(5-0)も73分から途中出場と、クラブで結果を残しながらも最終予選ではまだ先発がない現状について、以下のように本音を明かした。

「同じポジションの選手のレベルが高いので、その中で出場時間が限られるのは理解しています。その中で自分が出た時に結果だったり、チームのために何かできればと思っています。なので、代表で途中出場することに関しては特に何も思ってないです」

 代表では通算12試合で8得点と高い決定力を見せつけている中村。次のオーストラリア戦でゴールを奪い、自身の価値を証明できるか。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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