スーパーフォーミュラ第7戦の決勝レースが富士スピードウェイを舞台に行なわれ、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が優勝した。前日に続く、2日連続での勝利となった。
2日間にわたって好天に恵まれた富士スピードウェイ。12日の第6戦に続いて行なわれた13日の第7戦決勝は、気温25度、路面温度35度……暑さも感じるコンディションの中行なわれた。
セーフティカーが3度出動するなど、波乱の展開となったが、そんなレースを制したのは、坪井。前日に続き2連勝で、今季富士でのスーパーフォーミュラ3戦すべてを制することになった。
2位は福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、3位は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)となった。
これでスーパーフォーミュラ最後のレースとなるニック・デ・フリーズ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は8位に入り、初入賞を手にした。
なお山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)のマシンは突如電源が落ちて減速した阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)に追突して宙に舞い上がり、路面に叩きつけられてしまった。山本は以前負傷した首の痛みを訴え、自力ではマシンを降りられなかった。その後メディカルチームに救出され、救急車で搬送された。意識はあるようだが、以前の怪我のこともあり、状況が心配される。
■スーパーフォーミュラ第7戦富士 決勝レース結果
1. 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
2. 福住仁嶺(Kids com Team KCMG0
3. 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
4. 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
5. 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
6. 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)
7. 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
8. ニック・デ・フリーズ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
9. 野尻智紀(TEAM MUGEN)
10. 山下健太(KONDO RACING)
11. 木村伊織(San-Ei Gen with B-Max)
12. 大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
13. 大津弘樹(TGM Grand Prix)
14. 小高一斗(KONDO RACING)
15. 笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S)
16. Juju(TGM Grand Prix)
17. 国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
リタイア. 阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
リタイア. 山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)
リタイア. 大嶋和也(docomo business ROOKIE)
リタイア. 三宅淳詞(ThreeBond Racing)