「もっともっと上に這い上がっていきましょう」J2昇格を決めた大宮の主将・石川俊輝が感慨「みなさんと喜びを分かち合えて良かった」

 大宮アルディージャが1年でのJ2復帰を決めた。

 大宮は10月13日、J3第32節で福島とホームで対戦。浦上仁騎、泉柊椰、石川俊輝がゴールを決め、3-2で勝利を収めた。

 この結果、残り6試合で3位富山との勝点差が21に開き、J2自動昇格圏内の2位以内が確定した。

 キャプテンの石川俊輝は「昨年はとても悔しい思いをしたので、ファン・サポーターのみなさんと喜びを分かち合えて良かった」と喜びを口にする。

 もっとも、昇格は達成したが「ひとつ乗り越えて、這い上がっている最中」とし、「僕たちと共にもっともっと上に這い上がっていきましょう」とスタンドのファンに呼びかけた。
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 また、長澤徹監督は「いつも力を貸していただいてありがとうございます。最後までしっかりとプレーします」とシーズン最終節までの奮闘を誓った。

 詰めかけた1万1274人の観客からも盛大な拍手が送られ、「優勝での昇格、ブレずに行こうぜ‼」と書かれた横断幕などが掲げられた。

 10月19日に行なわれる次節、大宮は2位の今治とホームで激突する。次はファンの前でJ3優勝を決められるか。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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