クリストファー・ノーランの新作映画が始動!マット・デイモンと3度目のタッグで、2026年夏に北米公開へ

『オッペンハイマー』(23)で第96回アカデミー賞を席巻し、自身も悲願のオスカー監督に仲間入りを果たしたクリストファー・ノーラン監督が、同作以来の新作プロジェクトに着手したことがわかった。「Deadline」など複数メディアが報じている。

新作のタイトルやストーリー、題材などの詳細はまだベールに包まれたまま。現時点で明らかにされているのは、『オッペンハイマー』につづいてユニバーサルが製作を務めることと、マット・デイモンへの出演交渉が進められているということ。そして、2025年の初頭から撮影が開始され、ノーラン監督の十八番であるIMAXでの公開も含め2026年7月17日(金)に北米公開が予定されているということのみ。

『インターステラー』(14)でマン博士役を演じ、『オッペンハイマー』ではマンハッタン計画の責任者であるアメリカ陸軍将校のレズリー・グローヴスを演じていたデイモン。本作への出演が正式に決定すれば、ノーラン監督と3度目のタッグとなる。なお、デイモンは盟友ベン・アフレックと共にプロデュースと出演を兼任するジョー・カーナハン監督のNetflix映画『RIP』の撮影が10月中にもスタートする予定となっている。

いまや世界中で最も新作が待ち望まれる監督の一人であるノーラン監督。特に今回は、オスカー受賞後初の作品ということで、これまで以上に大きな注目を集めることになるだろう。デイモン以外にどんなキャストが集結するのか、そしてなにを描くのか。今後届けられる情報から目が離せない!

文/久保田 和馬