元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで恒例の格付け企画を実施。北中米ワールドカップ・アジア最終予選で敵地にてサウジアラビアを2-0で下した森保ジャパンの選手を採点した。
基準点は「7点」で、3-4-2-1の3バックでフル出場した谷口彰悟と町田浩樹は8.5点、板倉滉には8点といずれにも高得点を付ける。そのなかで谷口と町田を“ダブルMVP”に選出した。
「3人素晴らしかった。3人とも(相手アタッカーとの)3対3の状況がずっと続いていたなかで、集中を切らさなかった」
町田については「タフで強くて、さばくところも良かったし、1対1で全然負けていないし、身体を入れるところもきちんと下から入れていた。非常に良い仕事をしてくれた」と称賛する。
【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。2選手に7点の高評価。MOMは攻守に躍動したMF
谷口には「さすが。近道を分かっていたんだなと。賢い。クレバー。本当に賢いセンターバックだと思った」と賛辞を送った。
一方、前述の2人よりも“0.5点マイナス”となった板倉は「ロングボールに対して『来ないんじゃないか』と2回ほど油断していたところが良くなかった」と“減点”の理由に言及した。
中東の地で安定した守備を披露したDF陣を、かつて日本代表をCBとして支えた闘将が高く評価した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「長い時間をかけて信頼を勝ち取る」リバプール遠藤航のポジション奪取を闘莉王が予想!「良い選手だと新しい監督も気づいていく」
【PHOTO】圧倒的アウェーの中 心強い仲間たち!SAMURAI BLUEと共闘した日本代表サポーター!