現役時代は柏レイソルやジェフユナイテッド千葉などで活躍した増嶋竜也氏が、10月14日にTBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。ロングスローの極意を語った。
番組ではロングスローについて、J1昇格初年度で優勝争いを展開しているFC町田ゼルビアが多用している影響か、リーグ全体で増えていると注目する。
そのなかで、現役時代に得意としており、「(自身を)初代ロングスロワーと言っていいんじゃないでしょうか」と胸を張る増嶋氏は、ロングスローのメリットを不規則な回転で相手DFがヘディングしにくく、またキックに比べてスピードが遅いため遠くにクリアしにくく、自軍の二次攻撃に繋げやすいと解説。続けて、コツを語った。
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「まず、ラインに行くまでに助走で勢いをつけなければならない。そして、遠心力を上手く使いながら。投げ方というか、持ち方なのですが、ブレ球を投げる時は両方(の手のひら)で挟んだ状態で投げる。ストレートを投げたい時は、僕は少し右手を多く持つことで、投げると回転がかかって安定する。それは、仲間や相手のディフェンダーの特徴を見て、使い分けていました。カーブとかストレートとか」
そして、「それによって、相手をだましたりしていましたね。ただ単に投げているわけじゃないんですよ。僕なりに考えて投げていました」と工夫をしていたと明かした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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