10月14日、ホンダ・レーシング(HRC)はスーパーバイク世界選手権の最終戦ヘレスラウンドで長島哲太をワイルドカード参戦させることを発表した。
長島は2020年までロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto2クラスにレギュラー参戦し、2021年からはHRCのテストライダーに就任。2022年にはMotoGP最高峰クラスに4戦にわたって挑んだ。今シーズンはDUNLOP Racing Team with YANAGIから全日本ロードレース選手権にも参戦している。
そんな長島は2年ぶりにWSBKへの参戦を行なうこととなった。前回は2022年のオーストラリアラウンドにイケル・レクオナの代役として参戦したが、今回はTeam HRCからのワイルドカード枠での参戦となる。
長島は2度目のWSBK参戦に向け、次のようにコメントを寄せた。
「ヘレスで開催されるWSBK最終戦に出場するのが本当に楽しみです。これまでにWSBKのテストを行なってきましたが、2022年のオーストラリア戦で始めてレースウィークに参加し、その時の結果は悪くありませんでした」
「今、バイクがどのようなパフォーマンスを示すのか、どんな結果を達成できるのかを確かめるのに興味があります。バイクをより深く理解し、2年前との違いを特定したいと考えています。またレースに出場するのが待ちきれません」