NOAHは14日、来年(2025年)元日に開催される日本武道館大会の第一弾カードとして「中邑真輔vs佐々木憂流迦」のスペシャルシングルマッチを発表した。
この日(14日)の後楽園大会休憩明けにABEMAプロレスアンバサダーでWWEのホール・オブ・フェイマーでもある武藤敬司が登場。「元日のNOAH武道館にある大物レスラーの参戦が決定しました」と中邑参戦を発表。場内ビジョンに映し出された中邑も「NOAH、久しぶりだな。あの奇跡の一戦から再びWWE・SHINSUKE NAKAMURAが元日の日本武道館に戻ってくる。NOAHのリングで俺の目の前に立つのはどいつだ? たぎろうぜ。イヤァオ!」とメッセージを寄せた。
そして、すかさず武藤が「対戦相手は…カモーン!」と呼び込み、テーマ曲とともに現れたのは憂流迦だった。
WWE中邑のNOAH参戦は2年ぶり2度目。2023年元日の日本武道館大会では、グレート・ムタと芸術的な一騎打ちを繰り広げ、その年のプロレス大賞年間ベストバウトを獲得した。
その試合に衝撃を受けてプロレス参戦を決意したのが憂流迦だった。中邑とは和術慧舟會の先輩・後輩にあたり、UFC参戦中のアメリカ在住時も食事や練習をともにして親交が深い。プロレス参戦後も中邑が得意とするシャイニング・トライアングルを使うなど、大きな影響を受けてきた。
決意に満ちた表情で現れた憂流迦に、武藤は「今度はお前が闘って皆さんに夢をみさせてやってくれよ」とメッセージ。「武藤さんがおっしゃる通り、あの試合をみてプロレスラーを目指しました。翌年1月2日からこのリングに立ち、中邑真輔vs佐々木憂流迦が決まりました。2023年1月1日・日本武道館、あれから2年越し、同じ日、同じ場所で中邑真輔と闘う。歩んできた答え合わせをしたい」と意気込んだ。
今春からNOAH(Cyber Fight)はWWEとの協力関係を構築し始めており、中邑2度目のNOAH参戦が叶った形。見事が点が線になったドリームカードが来年元日の聖地・武道館を彩る。
【NOAH】1/1(水・祝)東京・日本武道館『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025』14:30開場、16:00開始
▼スペシャルシングルマッチ
佐々木憂流迦
vs
中邑真輔(WWE)