まとめ
最後に、甘利さんにポール選びの「肝」を教えてもらった。
「ポール選びは、こんなふうに素材や機能性、使い勝手を考慮して、あとは値段だったり、見た目の好みで選んでもらってもいいと思います。私は「見た目」と「使いたいという衝動」が一番ポイントかなって思います。なぜなら、ポールは長く使えるギアですし、一番は「愛着」が重要かなと思うからです。
「良いギアを愛着を持って長く使う」
この先の未来、より大事になってくるキーワードだと私は考えています。「気候変動」や「環境問題」等の影響を、山のフィルターを通して直に感じている我々スキーヤー、スノーボーダーは、身につける道具への考え方、マインドもシフトしています。モデルが変わらない=廃れないって捉え方もできますよね。皆さんも「旅する度に愛着が増すばかりの1本」をぜひ選んでください!」
教えてくれた人
甘利祐貴 Yuki Amari
春から秋はクライミング、冬から春にかけては山スキー・山岳スキーを追求。四季のリズムに合わせて山で活動する山のスペシャリスト。夏は瑞牆山、小川山でクライミング。冬は新潟・長野でバックカントリーに出ることが多い。
昨年からは山をより知るためにトレイルランニングも始めたとか。好きな山は八ヶ岳。現在の目標は、100キロウルトラマラソン完走。ガイド資格の取得。人生の目標はおじいちゃんになっても山遊びしていること。