スポーツ庁をはじめとした主催団体は、「令和6年度『スポーツの日』」中央記念行事 スポーツ祭り 2024」 を、本日14日(月・祝)の「スポーツの日」に開催した。
同イベントは、スポーツ・レクリエーションの楽しさや喜びを体験することにより、日常⽣活の中で主体的にスポーツに親しむことの重要性を広く啓発することを目的とし、競技体験や様々なスポーツ体験の機会を提供するイベント。
参加者の親子にもなじみの深い、NHK E テレ「おかあさんといっしょ」第12代体操のお兄さんの福尾誠がスペシャルゲストとして開催式に参加したほか、各プログラムを見学・体験した。
また、「セルフチェックと改善エクササイズ」の実施や、「スクエアステッピングエクササイズ」では、シンガポール・茨城県つくば市・鹿児島県鹿屋市・石川県七尾市と、「勝ち飯®教室」では福岡県・三重県志摩市と繋ぐなど、日本各地のみならず海外ともオンラインで繋ぎ広く実施。
開会式に登壇した福尾は、幼いころから体操をやっていたことから、「体操はバク転や宙返りとか、曲芸みたいなことをやっていて、それができたときの喜びが大きかったです」と返答。
開会式の後は、登壇者や参加した親子たちが全体で「セルフチェックと改善エクササイズ」として、スポーツ庁長官 室伏広治さんがVTR出演し、スクリーンからみんなにセルフチェックやエクササイズの指示する場面も。
改善エクササイズの「長官直伝 紙風船エクササイズ」は、「押すだけで超簡単トレ」や「伸び~るエクササイズ」などが紙風船を持ちつつもつぶさないように行われた。
基本編から応用編まであり、最後の応用編3「チームワークを鍛える」では、福尾などの登壇者も親子の輪に入り、最大16人1組のチームとなってエクササイズで盛り上がりを見せる。
開幕式などの後に、福尾はそれぞれの会場で行われているスクエアステッピングエクササイズ、レスリング、ボクシング体験会などを訪れ見学。
ボクシング体験会では、パリ2024オリンピック競技大会に出場した、岡澤セオン選手とリングに上がって2分間、対戦形式でミット打ちを行った。
福尾は、リングに上がる直前に「みんなに見せちゃおうかな、倒すところ」と息巻いていたが、ボクシング体験を終えた後には、「3分のところを2分で短くしてもらったんですけど、1分でも体力がきついというのが正直な感想です」とバテ気味でコメントしていた。
3つのスポーツを体験た福尾は、「ボクシングも他のスポーツもそうですけど、本物のスポーツと触れ合う機会はなかなかないと思うんですよね。僕も今まで体操競技をずっとやってきましたけど、この歳になって初めてボクシングもレスリングも現場で経験させてもらったので、こういった機会、スポーツの日、『スポーツの祭り』っていう中で、これだけ子どもの頃から本物に触れ合えるというのはすごく有意義な体験だと思います」と振り返った。
.