アドビ、「Adobe Firefly Video Model」発表。生成AIモデルのファミリーのAdobe Fireflyが動画へと対応を拡張

Adobe Fireflyにおけるプロンプト作成のコツ

Adobe Firefly Video Modelでは、カメラの寄りやアングル、カメラモーションなど、豊富なカメラコントロールを使い、より精密な動画生成が可能だ。だが、より良い成果を得るためには、詳細なプロンプトが重要となる。より具体的で説明的なプロンプトであれば、Adobe Firefly Video Modelはユーザーの意図をより正確に生成できる。

プロンプトを更新することで、さまざまな視点を探求できる。ユニークな識別子「シード」を使えば、成功したプロンプトを起点に、迅速に作品を改善できる。シードは一貫した出発点を維持し、ゼロから始めることなく新しいバリエーションを試することが可能だ。

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クリエイターに寄り添ったAIイノベーションへの取り組み

Adobeは、クリエイターに寄り添ったアプローチを通じて、説明責任や社会的責任、透明性といったAI倫理原則に従い、AIを開発している。Adobe Firefly生成AIモデルは、Adobe Stockなどのライセンスコンテンツやパブリックドメインのコンテンツをトレーニングデータとして利用しており、ユーザーのコンテンツがトレーニングに使用されることはない。

また、クリエイターがコンテンツの帰属表明と来歴証明を行える「コンテンツクレデンシャル」機能を搭載し、制作物の信頼性を確保する仕組みも導入している。