4試合連続でゴールを決めれば、注目度もより一層高まるものだ。
ナポリ専門サイト『AreaNapoli.it』は10月13日、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長率いる一昨季のセリエA王者が、スタッド・ドゥ・ランスの中村敬斗に関心を寄せていると報じた。
加入1年目の昨季、中村はランスでリーグ戦25試合に出場し、4得点をマーク。そして今季は開幕から7試合のうち6試合で先発出場し、ここ4試合連続で得点をあげている。すでに前節モンペリエ戦ではアシストも記録。10月半ばにしてすでに昨季の得点・アシスト数に並んだ。
中村がLASKに所属していたころにもナポリの関心を報じたAreaNapoli.itは、同クラブが引き続き、今季活躍中の日本代表アタッカーに注目しているところと伝えている。
【動画】中村敬斗の圧巻4戦連発弾
同メディアは「独創的だが同ポジションでは良いフィジカルにも恵まれているウインガーで、左サイドから中央に切り込む。MFでもあったおかげで、正確なパスも供給可能だ」と報じた。
「ルカ・エルスナー監督の4-2-3-1において活躍中で、現在リーグ・アンで4位のチームに決定的なかたちで貢献している。ナポリはローテーションに役立つこのポジションへの投資が必要になった場合、将来を見据えてほかの選手たちと一緒に彼のことをチェックしているところだ」
デ・ラウレンティス会長は2023年にスクデットを獲得した後、キム・ミンジェの活躍もあり、日本人選手の獲得に関心を示していた。久保建英や板倉滉、伊藤洋輝といった選手たちへの興味も報じられていたのは記憶に新しい。
最終的に取引は実現せず、昨季のナポリは10位とまさかの失速。だが、アントニオ・コンテ監督を招いた今季は、積極的な補強も断行し、第7節を消化したセリエAで首位に立っている。
さらなる飛躍が期待される24歳に、イタリアの強豪が関心を深めていくのか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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