第96回アカデミー賞の国際長編映画賞ブータン代表作品でショートリストに選出され、世界各国の映画祭で絶賛されたブータン映画『お坊さまと鉄砲』。この度、本作の日本版予告映像が公開された。
本作は、監督デビュー作となった『ブータン 山の教室』が第94回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされ、ブータン映画初のオスカー候補という歴史的快挙を成し遂げたパオ・チョニン・ドルジ監督の待望の第2作目。第4代ブータン国王が退位の意向を発表し、民主化へと移行する変革の時にあった2006年のブータンを背景に脚本を執筆し、監督を務めた。ドルジ監督は、「国民の要求や民主主義を求める革命なしに民主化が導入されたこの時代こそ本作の物語を語るのにふさわしく、この特殊な状況を世界と共有すると同時に、ブータンの人々に思い出してもらいたかった」と語る。
時は2006年、国として初となる総選挙の実施を目指すブータンで、政府は4日後に“模擬選挙”の実施を決定する。周囲を山に囲まれたウラ村の高僧は、この報を聞くやいなや、選挙日までに銃を二丁用意するよう若い僧侶に指示をする。時を同じくして、アメリカから“幻の銃”を探しにアンティークの銃コレクターが、そして投票方法を教えるために選挙委員会が村にやって来て、銃と選挙を巡る思いがけない騒動が持ち上がる。
映画『お坊さまと鉄砲』は、2024年12月13日(金)より全国順次ロードショー。
作品情報
映画『お坊さまと鉄砲』
時は2006年。国民に愛された国王の退位により、民主化へと転換を図ることになったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることに。周囲を山に囲まれたウラの村で、この報を聞いた高僧は、なぜか若い僧に銃を手に入れるよう指示する。時を同じくしてアメリカから“幻の銃”を探しにアンティークの銃コレクターがやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動が持ち上がる‥‥。
監督・脚本:パオ・チョニン・ドルジ
出演:タンディン・ワンチュック、ケルサン・チョジェ、タンディン・ソナム
配給:ザジフィルムズ、マクザム
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2024年12月13日(金) 全国順次ロードショー
公式サイト maxam.jp/obousama/