「すでに余剰戦力のようだ」遠藤航を放出すべき?地元メディアが見解「1月移籍の可能性は増している」

 リバプールはアルネ・スロット新体制で好スタートを切った。タイトル奪還に向け、1月の補強も注目される。ただ、一方で放出の可能性もあるだろう。

 夏にマルティン・スビメンディの獲得が実現しなかったリバプールは、冬も中盤強化が騒がれるだろう。同時に、遠藤航の去就も取りざたされそうだ。スロットの下で日本代表キャプテンは出場機会を失っている。

 リバプール専門サイト『LIVERPOOL.COM』は10月14日、クラブが1月に手放すべき選手として3人をリストアップ。ジョー・ゴメス、タイラー・モートンとともに、遠藤の名前をあげた。

 同メディアは「ここまでエンドウにとっては厳しいシーズンとなっている。スロットがスタメンに求める守備的MFであることを納得させられず、彼の下で序列は下がった」と報じている。

「日本代表は今季プレミアリーグで2試合に途中出場したのみ、合計でプレータイムは6分。今後数か月でチームに役立つ選手だとしても、すでに余剰戦力のようだ」

「本人は今季残留し、居場所を競いたいと望んでいるが、1月移籍の可能性は増しているようだ。その場合、リバプールはレンタルで放出するより、昨年獲得時に払った1620万ポンド(約32億4000万円)の一部を回収できる」
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 なかなか出番が回ってこない現状でも、遠藤自身は前を向いている。過密日程のなか、複数の大会でタイトルを競うリバプールだけに、必要とされる場面は訪れると信じ、やるべきことに集中していると話した。

 それでも、チーム事情からクラブが異なる決断を下す可能性もある。これから1月のマーケットまでの展開、遠藤のパフォーマンス次第でもあるだろう。まずは進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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