ハースF1は、チームの母国レースであるF1アメリカGPに特別カラーで臨むことを発表した。
10月11日にトヨタとの提携を発表したハース。その際に明らかになったように、F1アメリカGPからTOYOTA GAZOO Racingのロゴがマシンのノーズやサイドミラー、リヤウイング背面に掲げられる。
さらにF1グリッドで唯一のアメリカ系チームとして、ハースは地元ファンがよりF1を身近に感じられるよう”アメリカン”な特別カラーを採用する。
デザイン自体は、黒、赤、白を基調としたハースらしいカラーを踏襲するが、新たにサイドポンツーンやフロントウイングなどに青が加えられ、星条旗の配色に。さらにアメリカの国鳥であるハクトウワシがサイドポンツーンに描かれている。
ハースにとって、アメリカGPはホームレースという以上に非常に重要な週末となる。今季最後のメジャーアップデート・パッケージを導入するレースでもあるからだ。
ハースのテクニカルディレクターであるアンドレア・デ・ゾルドは、アップデートについて次のように語った。
「オースティンでは、シーズン終盤に向けたメジャーアップグレードを行なう。その主な内容は、フロアとシャシーの開発をさらに一歩進めることだ」
「その狙いとしては、いつものようにダウンフォースを向上させてマシンを速くすることだ。ラップタイムを大きく前進させるのは難しいから、小さな数字の話になってしまうが、中団のタイトな戦いではすべてが重要だ」
「マシンの見た目は少し変わるだろうが、それは新しいモノというわけではなく、我々のパッケージのさらなる進化なんだ」