トラックハウス・レーシングのミゲル・オリベイラは、MotoGP第17戦オーストラリアGPを欠場することが決まった。
オリベイラはインドネシアGPのプラクティスでハイサイドを起こしてクラッシュを喫し、右手首の橈骨を骨折。手術を受ける必要があったため、インドネシアGPは欠場し、連戦で行なわれた日本GPも参加できなかった。
オーストラリアGPで復帰できるかどうかは分かっていなかったが、彼は右手首の回復が間に合っていないため、3戦連続で欠場することとなった。
現在オリベイラは理学療法を受けており、手首の可動域を戻してできるだけ早くレースに復帰できるように努めている。
なおオリベイラの代役には、日本GPから引き継き、アプリリアのテストライダーであるロレンソ・サヴァドーリが起用される。
チーム代表のダビデ・ブリビオは、オーストラリアGPのプレビューとして次のようにコメントを寄せている。
「我々はシーズン終盤戦をオーストラリアで開始していくが、残念なことにミゲルはまだ回復途上にあるため、ともに向かうことはできなかった」
「我々は彼がいつ復帰できるかを見極めるために、回復状況を日々チェックしている」
なおMotoGPはオーストラリアGPからは、タイ、マレーシアと再び3連戦が予定されている。その後11月17日には最終戦バレンシアGPが行なわれる予定だ。