森保一監督が率いる日本代表は10月15日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、オーストラリア代表と埼玉スタジアム2002で対戦。1-1のドローに終わり、開幕からの無失点での連勝が3で止まった。
この一戦でキャプテンの遠藤航(リバプール)は、体調不良のためベンチ外に。状態が心配されるなか、リバプールの専門メディア『THIS IS ANFIELD』が「ワタル・エンドウの欠場により、日本の完璧な記録が終焉」と題した記事を掲載。次のように伝えている。
「オーストラリア戦を前に、日本はワールドカップ予選の9試合(2次予選6試合+最終予選3試合)全てで完封勝利を挙げていた。エンドウはそのうちの5試合にキャプテンとして出場し、7-0で大勝した9月の中国戦では得点を挙げた。しかし火曜日、ショウゴ・タニグチ(谷口彰悟)のオウンゴールでついに失点し、ホームで1-1の引き分けに終わった」
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そのうえで、「病気の程度はまだ分からないが、31歳の彼はマージーサイドに戻る週後半のトレーニングには参加できないかもしれない」と説明。10月20日に本拠地アンフィールドで行なわれるチェルシー戦(プレミアリーグ第8節)のメンバー入りは微妙と見ている。
「エンドウは水曜日にイングランドに戻り、日曜日のチェルシー戦に向けてセッションに復帰する選手の1人となるだろう。だが、それは健康状態次第であり、最新情報はクラブから、あるいは金曜日のアルネ・スロット監督の試合前会見で発表される可能性が高い。エンドウは今季、レッズでわずか4試合しか出場しておらず、先発はカラバオカップのウェストハム戦のみである」
もとより序列が低下し、厳しい立場にある遠藤だが、今季好調のチェルシーとのビッグマッチで、出場機会を得られるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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