10月5日からドキュメンタリー番組『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(日本テレビ系、以下『ANOTHER SKY』)の新MCに抜擢され、朝ドラ『おむすび』(NHK...

実は“ヤンキー味のプロフェッショナル”



番組でも不機嫌さを隠す様子がない(C)日刊ゲンダイ

 こうして、レギュラーにもかかわらずつまらなそうにしていたことや、ゲストによって態度を変えて不穏なオーラを放っていたことで、『ANOTHER SKY』ファンを中心に舞香様は相応しくないという大合唱が巻き起こっていたのです。

 また、元彼がひき逃げ容疑で逮捕された俳優の伊藤健太郎さん。10月13日に結婚を発表した夫は、たびたび発言が物議を醸しているMY FIRST STORYのHiroさん。それを理由に、彼女へネガティブなイメージを持っている人も少なくなさそう。

 2018年の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にて、マツコ・デラックスさんが舞香様の“ヤンキー味”を看破していましたが、まさにそのヤンキーっぽさに拒否反応を示す視聴者が多いのでしょう。

 舞香様の素行の悪さが視聴者から嫌われる由縁というわけですが、しかしそれこそが彼女のプロ魂。なぜなら舞香様は“ヤンキー味のプロフェッショナル”であり、それが彼女の生き様であり個性だからです。

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同じ元ヤン、木下優樹菜や佐々木希との違い



笑顔はかわいいんですが…(C)日刊ゲンダイ

 さて、女性のヤンキー(元ヤン)キャラと言えば、たとえば木下優樹菜さんなどを思い浮かべる人も多いでしょうが、木下さんの口の悪さや破天荒な行動は、もはやエンタメ化したものだと言えます。

 メディア出演するときには、文字どおり「キャラクター」としてのヤンキーを求められるため、エンターテインメントとしてわかりやすくヤンキーキャラを演じているフシもあるでしょう。

 もちろん木下さんは根っからのヤンキーだったのかもしれませんが、その要素を隠すことなく、あえてわかりやすくアピールしているというわけです。

ナチュラルに“ヤンキー味”を出している舞香様

 一方、佐々木希さんもかつてヤンキーだったことが公然の事実のようになっていますが、それでも彼女はメディア出演時にヤンキー要素を一切出さないようにしています。自身のブランディングとしてヤンキーキャラを出すことは得策ではないと判断しているのでしょう。

 つまり、木下さんのようにエンタメとしてヤンキーキャラを積極的に出す元ヤンもいれば、佐々木さんのようにヤンキーキャラは表では出さないブランディングをしている元ヤンもいるなか、舞香様はとてもナチュラルに“ヤンキー味”を出しているのです。