全国の自治体への開示請求のうち約半分が「黒塗り・非開示」!? どれだけ隠されていても、その判定が覆る可能性はゼロになる場合も…

『「黒塗り公文書」の闇を暴く』 (朝日新書)

日向 咲嗣 (著)

2024/10/11990円(税込)264ページISBN: 978-4022952868

情報開示された約1400枚もの公文書。
じつに、その92%が真っ黒に塗りつぶされていた……。

モリカケ、桜を見る会、ウィシュマさん死亡事件など、
国政で大きく騒がれた「黒塗り公文書」が、
いまや地方自治の現場でも日常的に作成され、あたり前のように提示されている。

「民間でできることは民間に」の掛け声のもと、
全国の公共施設の運営が次々と民間委託される一方、
公文書が黒塗りで情報開示される事態が多発しているのだ。

市民が開示を求めた情報をどうして行政は黒塗りにするのか、
なぜ許されるのか? 

黒塗りで隠された官民連携の実態に迫る!