株式会社朋栄は、2024年11月13日(水)~15日(金)の3日間、幕張メッセで開催される「Inter BEE 2024」に出展する(ホール5、ブースNo.5117)。
Inter BEE 2024では、これまで朋栄が提供してきた各種映像機器の機能をソフトウェア化し、必要機能を自由に構造化した「パイプライン」として利用できる統合型ライブ制作システムのプラットフォームを初披露する。
さらに、この作り出したパイプライン構造を含め、Media over IP環境で効率的なリソースシェアを実現するHi-RDS(階層型RDS)環境や、新たに追加したブロードキャストコントローラーによりMedia over IP環境を強力にサポートする。また、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社のNTTデータセンターを活用したエッジ環境や、クラウド環境を活用する最新のクラウドアプリケーションも紹介する。さらに、スペインAlfalite社LEDパネルを使用したXRソリューションの展示も行う。
主な出展製品は以下の通り。
Media over IP関連ソリューション
Hi-RDS(階層型RDS)
4月の2024 NAB Showで「PRODUCT of the YEAR」を受賞したNMOS RDSソフトウェアSOM-200RDS、RDSフィルタリングAPIオプションSOM-20RDS Plusを使用し、Hi-RDS(階層型RDS)環境を活用したリソースシェアのデモを行う。Hi-RDSをより視覚的に管理可能なRDSフィルタリングAPI管理ソフトウェアSOM-20RDS MGRを新開発し、より使いやすいHi-RDS環境を構築できる。
ブースでは、ソニー、LAWO、Matrox、Riedel Communicationsのブロードキャストコントローラーが管理するローカルRDSに各種MoIP機器を共通機器リソースとして割り当てるデモを実施するほか、1台の機器リソースを論理的に分割して複数のアイランドで利用できることを実演する。
展示製品:NMOS RDSソフトウェア SOM-200RDS、RDSフィルタリングAPIオプション SOM-20RDS Plus、RDSフィルタリングAPI管理ソフトウェア SOM-20RDS MGR
ブロードキャストコントローラー
ブロードキャストコントローラー「SOM-200BC」を初公開する。視覚的に分かりやすく直感的な操作が可能なGUIを搭載し、朋栄のRDSソフトウェアSOM-200RDSを参照しながら、MoIP機器を統合制御監視することが可能だ。
展示製品:ブロードキャストコントローラー SOM-200BC
このほかの展示製品:マルチチャンネルプロセッサーFA-1616、最大32入力5出力が可能なIP対応マルチビューワーMV-3240IP、IP入出力対応マルチチャンネルビデオサーバーMBP-1100VS-IP
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機能統合型ライブ制作ソリューション
ハードウェア機器の機能をソフトウェア化して搭載するソフトウェアデファインドに取り組んできた朋栄が、機能統合型ライブ制作システム「FOR-A IMPULSE」のプラットフォームを初披露する。SMPTE ST 2110、NDIのIP方式に対応し、ソフトウェア機能のノードを組み合わせて自由にパイプラインを構成することが可能。各種MoIP機器やファイルベース/テロップソリューションとも連携できる新しい制作ソリューションとして展開する。
展示製品:機能統合型ライブ制作システム FOR-A IMPULSE、IP対応マルチビューワー MV-1640IP、ソフトウェアデファインド・プラットフォーム、キャラクタージェネレーター VWS-1100/VWS-410、マルチチャンネルビデオサーバー MBP-1100VS
ブース中央では、機能統合型ライブ制作システムFOR-A IMPULSEのコンセプトを、プレゼンテーションビデオにて短時間で紹介する。