「日本にとって素晴らしいライバル」リトルなでしこ指揮官が“宿敵”北朝鮮に言及。アジア杯決勝で敗北、リベンジ期す「それがモチベーションです」【U-17女子W杯】

 現地10月16日に、ドミニカ共和国開催のU-17女子ワールドカップが開幕。日本は17日にグループステージ初戦でポーランドと対戦する。

 この試合に先立ち、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトが、リトルなでしこを率いる白井貞義監督のインタビューを掲載。山形県出身の43歳指揮官は、「選手たちがピッチでどのように自分を表現するか楽しみ」と期待に胸を膨らませている。

 チームの強みを問われれば、「選手間のスペースを保ち、ショートパスで相手を疲弊させ、タイミングを見計らって素早く突破すること」と応じる。「選手一人ひとりの長所を引き出すプレーも得意」だという。

 グループステージではポーランド、ブラジル、ザンビアと相まみえる。「このレベルでは、どのチームも非常に強い」と警戒する白井監督は、「相手の強みを活かすプレーを阻止することが非常に重要。自分たちのやり方で戦いたい」と気合を入れる。

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 今年5月のU-17女子アジアカップでは準優勝。ファイナルでは北朝鮮に0-1で敗れた。今大会の優勝候補でもあるアジアの宿敵に関しては、「朝鮮民主主義人民共和国は、日本にとって素晴らしいライバルです」と敬意を表し、こう続ける。

「U-17女子アジアカップ決勝で負けたことで、私たちはさらに彼女たちに勝ちたいという決意が固まり、それをモチベーションにしています。私たちのライバル関係は選手たちを奮い立たせますし、両チームが地域全体のレベル向上を先導できると思います。選手たちはこれらの試合で有益な経験を積み、その経験を母国に持ち帰り、アジア全体のレベルアップに貢献するでしょう」

 世界の舞台でリベンジを果たせるか。まずはその前に決勝トーナメント進出を決めたい。ポーランド戦は日本時間で18日の5時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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