『全領域異常解決室』/©フジテレビ

16日放送『全領域異常解決室』(フジテレビ系)に多くの視聴者にとって「耳馴染みのあるUMA(未確認動物)」が登場し、大きな話題を集めている。

 
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■2話のあらすじ

同作は、世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」(全決/ゼンケツ)が最先端の科学でも解明できない「不可解な異常事件」の解決を目指す1話完結のミステリードラマ。

藤原竜也が演じる「全決」の室長代理・興玉雅(おきたまみやび)と広瀬アリスが演じる同室の新人・雨野小夢(あまのこゆめ)がバディを組み、謎多き異常事件に挑んでいく。

今回は、名門進学校で起きた集団失神事件の真相に2人が迫る内容。敷地内にあった祠を解体したことによる「狐憑き」だと興玉は推理しながら、その裏側にある真相に迫っていった。

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■怪しげな教師が…

『全領域異常解決室』/©フジテレビ

事件の舞台は名門進学校・葛乃葉(くずのは)女子高等学校。1ヶ月ほど前から生徒の授業中の居眠りが急激に増え、教師を含めて7割の生徒達が失神を経験する異常事態が発生している。

生徒達からの「生物準備室に木の箱を隠している」との証言から、林泰文が演じる同校の怪しげな生物教師・山杉幹夫に事情聴取を敢行する興玉と雨野。そこで山杉が「自然界に宿る精霊・神道・御霊・妖怪に関する書物」を大量に所有していると発覚、さらに「白粉(おしろい)の匂い」を嗅ぎ取った興玉は「もしかしてケサランパサランですか?」と山杉に詰め寄った。


『全領域異常解決室』/©フジテレビ

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■ケサランパサランとは?

ケサランパサランは、江戸時代から民間伝承で語り継がれている謎の生物。小さな妖力を持つ妖怪とも目されているが、植物か動物かも判然しないUMAで、「幸運を呼ぶ」とともに「年に1度しか見てはいけない。2度見ると災いが起きたり死ぬ」との伝承が残されている。

興玉は「白粉を食べ大きく育ち桐の箱に棲む」との特徴から、山杉と同UMAが関係あると推理。桐の箱にはほぼ「綿毛」にしか見えないケサランパサランがおさめられていた。

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■懐かしむ視聴者が続出…目撃証言も

雨野も「ケサランパサランって子供のころ聞いたような…」と首を傾げたが、視聴者も同じ気持ちだったようだ。

同UMAは1970年代後半にブームになり、90年代に週刊少年ジャンプで連載された人気コミック『地獄先生ぬ~べ~』(集英社)でも取り上げられ、子供達のあいだで話題を集めた。その影響もあってか、「ケサランパサラン、ちょっと懐かしい。そうそう、おしろいがエサで木の箱に入れとくんだよね」「ケサランパサランって名前は聞いた事あるけど確かになんなのか知らん」と懐かしむ声が殺到している。

また、「春頃にめっちゃケサランパサランらしきものが飛んでたな!」「普通に地元に飛んでるけどあれ妖怪だったの?」「昔家にあったな」「岩手の某道の駅に売ってるのを見た」との目撃証言も集まり盛り上がっていた。

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■ラストも反響…「めっちゃ大きくなってた!」

一見すると綿毛に見えるケサランパサランの最大の特徴が、「白粉を食べ大きく成長する」点。事件解決後にはこの特徴を活かした「真偽」を示唆するシーンも放映されている。

「すべてをわかろうとするなんて人間の傲慢です」との興玉の言葉通り、ケサランパサランがUMAなのかどうかは不明だが、「めっちゃ大きくなってた!」「大きくなってたよね?」との声が寄せられていた。

■第2話・場面カット

『全領域異常解決室』/©フジテレビ

『全領域異常解決室』/©フジテレビ

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『全領域異常解決室』/©フジテレビ

『全領域異常解決室』/©フジテレビ

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『全領域異常解決室』/©フジテレビ

『全領域異常解決室』/©フジテレビ

『全領域異常解決室』/©フジテレビ
■【動画】箱の中にはUMAが…

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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ