『旗揚げ記念シリーズ2024』新木場1stRING(2024年10月17日)
○青柳優馬vs阿部史典×
三冠王者・青柳がGAORA王者・阿部とのシングル王者対決に快勝。二人で組んで出場する暮れの最強タッグへ向けて「主役食い」を宣言した。
10・22後楽園大会で王道トーナメント覇者・綾部との三冠V2戦を控える中、青柳はこの日、同大会で立花とのGAORA王座V3戦を控える阿部との王者対決に臨んだ。
青柳は阿部の多回転式ソバットやアイルビーバックを真似ておちょくるなど王者の品格お構いなしの振る舞いを連発。一方でエルボー合戦で火花を散らし、伊良部パンチを食らってもスピンキックで応戦。激しい打撃戦で渡り合った。流れをつかんだ青柳はブレーンバスター、ロックスターバスターで一気呵成。THE FOOLでダメ押しして3カウントを奪った。
青柳が王者対決を制して10・22後楽園大会の三冠戦へ向けて弾みをつけた。暮れの風物詩・最強タッグではこの二人で出場する。「僕がプロレス界で一番尊敬するのは阿部史典なんで。ウソっぽく聞こえたらごめん。本当に尊敬しています」と敬意を表した青柳は「そんな尊敬できる阿部さんと世界最強タッグ決定リーグ戦に出られるのが一番嬉しい」と表現。「俺たちチャンピオンなのに、どう頑張っても主役級にはなれないじゃん。Creepy Nutsの曲を借りるなら、俺たちは『助演男優賞』だから。行こうぜ、俺らで。『ワイルド・スピード』で言ったら、ホブス&ショウだよ、俺ら。俺たちで主役を全員食ってやろうぜ」と自虐とともに呼びかけ、阿部と握手を交わした。