【AEW】オカダがヤングバックスと王者トリオ結成もBCC乱入でぶち壊し AEW世界王者モクスリーは無差別テロ宣言

 AEWダイナマイトが現地時間16日、カリフォルニア州サンノゼで行われ、オカダ・カズチカがヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)とのThe Elite王者トリオで“ザ・コングロマリット”オレンジ・キャシディ&ロッキー・ロメロ&カイル・オライリーと対戦したものの、ブラックプール・コンバット・クラブの乱入によってノーコンテストに。新AEW世界王者ジョン・モクスリーは無差別テロを宣言した。

 AEWコンチネンタル王者・オカダは今月12日の『レッスルドリーム』のバックステージでオライリーから挑戦を迫られたが、これを拒否すると大乱闘を繰り広げた。この日、AEW世界タッグ王者・ヤングバックスとの王者トリオでロッキー・ロメロ&オレンジ・キャシディとの“ザ・コングロマリット”トリオを組んだオライリーと対戦。先発で両者が登場し、エルボー合戦で火花を散らすと、オカダがフロントハイキックで先制した。

 中盤にはオライリーがローキック、掌底、ヒザ蹴り、水面蹴りのコンビネーションを浴びせ、ヤングバックスが飛び込んでもトラースキックやラリアットで返り討ち。フロントネックロックに捕まったオカダだったが、マシューのダイビングエルボードロップに助けられると、リバースネックブリーカーで攻め込んだ。

 両軍が入り乱れる混戦模様に突入すると、ウィーラー・ユウタが乱入。キャシディに飛びヒザ蹴りを放ち、ノーコンテスト裁定を告げるゴングが鳴らされた。さらにクラウディオ・カスタニョーリ、PAC、そして4日前にAEW世界王者となったモクスリーもやってきて、ブラックプール・コンバット・クラブがキャシディを集団暴行。そこへトップフライトらが次々に駆けつけたが、BCCはことごとく返り討ちにし、モクスリーはダリウス・マーティンにデスライダーを決めた。

 BCCの暴挙をオカダ&ヤングバックスは入場ゲート前でしばし見つめていたが、俺たちには関係ないと言わんばかりにバックステージへと消えていった。モクスリーは「オール・エリート・レスリングに上がっている限り、俺たちの攻撃を受けることになる。これはビジネスをするためのコストに過ぎない」とさらなるテロ行為を予告した。