【MotoGP】マルティンVSバニャイヤの王者争い、凄さが過小評価? 「信じられないレベルなのに」とエスパルガロ

 今シーズンのMotoGPは残すところ4戦で、既に終盤戦となっている。しかしタイトル争いはホルヘ・マルティン(プラマック)とフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)による僅差の戦いが今も続いている。

 そしてそんな争いが、そのレベルの高さの割に注目されていないことに、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は驚かされているという。

 16戦を終えた現時点で、首位のマルティンとそれを追うバニャイヤの差は10ポイント。残り4戦で148ポイントが獲得できるため、その差は無いと言っていい。それだけに残り4レースは熾烈な争いが展開されるはずだ。

 しかしそのタイトル争いのレベルの高さや、彼らの争い自体が十分に注目されていないと感じているひとがいる。アプリリアのエスパルガロだ。

 彼はマルティン達の戦いについて、こう語った。

「僕はレース毎に言っているんだけど、マルティンとバニャイヤのやっていることに、十分な価値が与えられていない」

「理由はわからない。彼らはマルク(マルケス)やバレンティーノ(ロッシ)ほどメディアにフレンドリーではないけれど、今のホルヘとペッコのコース上のレベルは信じられない程なんだ」

「僕たちはレースを振り返って、彼らのやっていること全てを分析する機会を得られているんだ」