MotoGPオーストラリアGP、悪天候によってFP1はキャンセル。ライダー達は2時間近く待ちぼうけ

 MotoGP第17戦オーストラリアGPのフリー走行1回目は悪天候によってキャンセルされた。

 フィリップアイランドを舞台に行なわれるオーストラリアGPだが、初日はあいにくの雨模様でスタート。Moto3とMoto2クラスの走行は行なわれたものの、MotoGPクラスの走行前には雨が強まってしまい、路面コンディションの問題からセッション開始がディレイとなった。

 ディレイは長時間続き、1時間45分程の中断で一時はセッション再開の予定が公表されたものの、結局その予定も再びディレイとなってしまった。

 その後、セーフティカーによる走行で何度も路面がチェックされたが、コンディションは厳しいまま。ライダー達は何度かセーフティカーに駆け寄って会話を交わしていたが、最終的にレースディレクションはコースコンディションを理由にFP1のキャンセルを決定した。

 なおMotoGPオーストラリアGPは2023年も悪天候に見舞われ、週末のスケジュールに変更が発生。土曜日に決勝、日曜にスプリントを行なう形へ変更されたが、結局悪天候によってスプリントはキャンセルされてしまった。