堂本剛、27年ぶり単独主演映画『まる』を鑑賞 / 綾野剛とのシーンが全部最高&森崎ウィンとの交流にも心が温まる…!

【堂本剛と綾野剛の相性がバッチリ!】

このまま沢田はマイペースに生きていくのかなと思いきや、周囲の人との交流で心が少しずつ動き始めるんです。

まずはアパートの隣の住人・横山(綾野剛さん)。売れない漫画家で、描けないと夜中に奇声を発するので「うるさいよ」と沢田が壁を叩くと、なんと横山はキックで壁を撃破する暴挙に!

「ヤバイ男だ、怖い怖い」と思っていたのですが、一生懸命漫画と向き合い「世の中の役に立ちたい」と熱く語る横山。

とにかく沢田になついていく横山がヤバイ男からチャーミングに変化していく様がすごく良くて、さすが綾野剛! 細やかなお芝居で横山の魅力をジワジワとスクリーンに浸透させていきます。堂本剛さんとの相性もバッチリ。沢田と横山のシーン、全部良かったです。

(広告の後にも続きます)

【ミャンマーからの留学生モーとの交流も感動的】

沢田は生活のためにコンビニでバイトを始めるのですが、バイトの先輩・ミャンマー人留学生のモー(森崎ウィンさん)との交流も心が温まりました。日本語がたどたどしいため、心ない客から差別的な言葉を浴びるモー。

それでも笑顔でポジティブパワーを発揮する彼を「前向きだなあ」と語る沢田。でも「そういう風に考えないとやっていられないから」というモーの本音にはちょっと胸が痛くなりました。