スーパーGT第7戦オートポリス、天候不良で土曜の走行セッションが全キャンセル。レーシングカーが一切走れず……予選は日曜8時から

 天候不良に見舞われたスーパーGT第7戦オートポリスの走行初日。公式練習、公式予選含め、同日のセッション全てがキャンセルとなることが決まった。

 オートポリス戦の初日である19日(土)は、朝から大雨と視界不良に見舞われた。9時20分に予定されていた公式練習は、天候の回復を待ちながらディレイを繰り返したが、霧か雲と思われるガスでコースの視界が悪い状態が続き、結局キャンセルとなった。

 14時50分に予定されていた予選を前に監督ミーティングが行なわれ、予選が実施できる場合は各クラス45分の計時セッションとなることが決まった。お昼頃には天候も回復傾向にあったが、13時前からバケツをひっくり返したような大雨が降り始め、同時に雷も鳴り始めた。

 関係者はスーパーGT予選を前に予定されていたFIA F4のレースに向けコースインのタイミングを見計らっている状況だったが、天候の回復が見込めないと判断され、14時頃にスーパーGT、F4を含めた土曜の全セッションのキャンセルがアナウンスされた。この日はサポートレース含め、レースのセッションは一切行なわれず、コースを走ったのはコースインスペクションのセーフティカーと、サーキットサファリのバスくらい……。ファンにとっては消化不良な1日となった。

 なお、スーパーGTの予選は20日(日)朝8時から、各クラス30分の計時セッションとして実施される。その後、FIA F4のレースを挟み、決勝の3時間レースは13時から行なわれる。