すぐに試せる! 「激スピンでピタッと止める」アプローチでバックスピンをかける方法

球筋や球質をアレンジしないとピンに寄らない状況が多々あるのがアプローチの難しいところ。しかし「寄りにくいから……」と最初からあきらめてミスしてしまうなら、プロの必殺技でベタピンにトライ! 今回はアプローチでバックスピンをかける方法を紹介します。

「卓球のドライブ打ち」で
ボールに
急ブレーキがかかる!

アプローチでバックスピンをかけて球を止めたいときは、フェースに球を乗せて打つことがポイント。卓球でボールにドライブをかけるときのようなイメージで、ボールを包み込むように、少しこすり上げる感じで球をとらえます。

アドレスではフェースを開き、右足を少し引いたクローズスタンスで立って、ボールは左足カカト前。速く振ってボールを強く突っつくのではなく、インサイド・アウト軌道でやさしく拾い上げ、ボールがゆっくり飛ぶイメージをもつとうまく打てますよ。

POINT

クローズスタンスで
ボールは少し左寄り

右足を少し引いて立ち、ボール位置は左足カカト前。フェースは少し開こう。

ボールを包み込むように
フェースに乗せる

卓球でドライブ回転をかけるときのイメージでボールを包み込むようにこすり上げ、フェースに球を乗せる。

中島啓太
●なかじま・けいた/2000年生まれ、埼玉県出身。177㎝、75kg。22年にプロ転向。23年はルーキーイヤーで国内ツアーの賞金王になり、今季は欧州ツアーに参戦し、1勝をあげている。パリ五輪にも出場。フリー。