【埼玉ローカル】人生で初めて『久兵衛屋』に行ったら「武蔵野うどん」の奥深さを知った

「うどん県」として名を馳せ、実際にうどん生産量日本一で知られる香川県。その香川県に次いでうどん生産量全国2位なのが、隠れうどん王国「埼玉県」である。実際に埼玉には「埼玉を日本一のうどん県にする会」なんて組織もあるようだ。

さて、様々な種類のうどんを擁することが「埼玉うどん事情」の特徴だが、最近個人的にハマりつつあるのが「武蔵野うどん」だ。今回はその武蔵野うどんをメインに据えたローカルチェーン店『久兵衛屋』に訪れてみたのでご報告したい。

・ハンパないコシ

まずは「武蔵野うどん」についてざっくり説明しておこう。武蔵野うどんとは埼玉県西部および東京の多摩地区が発祥の郷土料理で、その特徴は何といっても「ビビるほど強いコシ」である。

過去に食べた武蔵野うどんは「アゴがぶっ壊れるほどの硬さ」「歯が砕けどうなほどの硬さ」などとお伝えしてきたが、むしろそれが好き! のど越しを捨てたワシワシ系武蔵野うどんの中毒性はかなりヤバい。

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・久兵衛屋

そんな武蔵野うどんを提供するのが『久兵衛屋』だ。久兵衛屋は50店舗近くを展開するチェーン店で、その多くが埼玉県内にある。実はすき家などと同じ「ゼンショーホールディングス」のグループ企業であることも特徴であろう。

埼玉県出身の砂子間記者は、過去に幾度となく『久兵衛屋』を取り上げているが、私自身は訪れたことはおろか看板を見たことさえ1度もない。……が、武蔵野うどんを知る上で『久兵衛屋』は避けて通れないハズだ。