JACKET, FLYING, INTERMEDIATE TYPE B-15C (MOD.) / B. RICKSON & SONS. INC. 334th FTR. BOMB. SQ. “EAGLES”

ジェット機の到来によりフライトジャケットを含む航空装備の見直しが図られ、ヘルメットなどヘッドギアの大型化により、それまでのムートン襟を装備したフライトジャケットでは襟に干渉してしまう問題が起こる。そのためB-15シリーズは襟にウールニットリブを付け替える改修を加えた“Modified(MOD.)”モデルが製作される。

こちらのモデルは多数のエースを輩出した朝鮮戦争時代の第334戦闘飛行隊のもの。使用されるスコードロンパッチは当時日本で製作されたローカルメイドパッチで、左胸に第334戦闘飛行隊パッチ、右に第4爆撃戦闘航空団章がデザインされている。BR15570 / ¥107,800_

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“BUZZ RICKSON’S”דKOSHO & CO.” SOUVENIR JACKET / SPECIAL EDITION 334th FTR. BOMB. SQ. CHITOSE JAPAN

1950年代当時、日本国内の米軍基地周辺には、卓越した横振り刺繍技術を持つ刺繍店が点在しており、日本に駐留した米兵達はこぞって刺繍店へと足を運んで“スカジャン”を特別にオーダーしていた。当時は為替相場が1ドル=360円であったことから、米兵は安価で豪華な刺繍を依頼することが可能なことで人気を博した。

こちらのスカジャンは第4爆撃戦闘航空団の第334爆撃飛行隊“イーグルス”に所属する“チャック”なる人物が所有していたもの。背面には当時の最新鋭ジェット機F-86セーバーと、韓国、米国、日本の平和を願う思いが刺繍される。BR15536 / ¥121,000_

【DATA】

Buzz Rickson’s (Toyo Enterprise)

Tel.03-3632-2321

https://www.buzzricksons.jp

(出典/「CLUTCH Magazine 2024年11月号 Vol.97」)