菜々緒が主演するドラマ「無能の鷹」(テレビ朝日系)の第2話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、有能そうに見えて実は社内ニートの鷹野ツメ子(菜々緒)が、無能そうに見えて実は仕事ができる同期の鶸田道人(ひわだ・塩野瑛久)がタッグを組んで次々と奇跡を起こす脱力系お仕事コメディー。脚本はNHK連続テレビ小説「おむすび」をなどを手がける根本ノンジ氏が担当。

 鷹野は職場で圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニート化していた。その教育係になったベテラン社員・鳩山樹(井浦新)は、鷹野にパソコン作業を教えるが、何も理解できず、もはや高齢者向けのパソコン教室状態で疲弊していた。

 さらに、鳩山は部長の朱雀(高橋克実)のパソコンの世話をして、退勤後も後輩からの愚痴の電話に付き合い、自分の時間を失ってばかりで…。そんな様子を見た、妻の美沙(真飛聖)は「都合のいい人になってない?」と苦言を言う。

 またある日、出社した鷹野は、なぜかペン回しに明け暮れていた。一方、鳩山は社内で鷹野にやさしすぎるというバッシングを受けてストレスがたまり、ついに病院へ…。そんな先輩の姿を見ていた、鶸田は会社で生きていく難しさを感じてゆく。

 その後、鳩山はある外注先への打ち合わせに、鷹野と鶸田を連れて行くことに。カタカナ英語を操りまくるIT会社社長・鬼頭(落合モトキ)の会社へと出向いた一行だが、なぜか鬼頭は、鷹野の英語を聞いて帰国子女だと勘違いし、交渉が思わぬ方向へ…。

 放送終了後、SNS上には、「(鷹野のせりふ)『バレー』と『Apple』のあたり、涙出て過呼吸なるかと思うほど笑った」「菜々緒さんハマり役やと思う。鷹野さんのつよつよメンタル、見習いたい」「一条天皇(大河ドラマ)が転生すると鶸田になるのはなぜなのか」などの感想が投稿された。

 このほか、「今クールで一番面白いな。とにかく菜々緒ちゃんがきれいなのにポンコツ。そのポンコツを全く感じさせないほどの美貌と風格。スゴいわ」「現世に転生した一条帝(塩野)が、やっぱり困っててかわいすぎる」「井浦新がすばらしい。いい役者さんだとしみじみ思う」といったコメントも投稿された。