現地時間10月20日に開催されたベルギーリーグ第11節で、複数の日本人選手が在籍する13位のシント=トロイデンは、首位のヘンクと敵地で対戦。小久保玲央ブライアン、小川諒也、谷口彰悟、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎が先発し、山本理仁は途中出場したなか、2-3で敗れた。
試合の流れを大きく左右したのが、開始15分での谷口の退場だ。
今夏に加入した日本代表DFは、ペナルティエリア内で相手を倒してしまい、PKを取られる。ただ、VARチェックの末にファウルはペナルティエリアの外でしたとされ、FKに変更になったものの、当初はイエローカードだった谷口への処分は、レッドカードとなった。
数的不利となったアウェーチームは、18分と31分に失点。厳しい展開となるなか、それぞれ0-2、1-3で迎えた34分と58分にアドリアーノ・ベルタッチーニがゴールを奪う意地を見せたが、反撃は及ばず。元STVV指揮官トルステン・フィンクが率いるライバルとのリンブルフダービーを落とした。
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現地メディア『Voetbalkrant』によれば、現STVV指揮官フェリス・マズーは試合後、谷口の退場に触れ、次のように語った。
「フラストレーションの溜まる敗戦だ。もし11対11のままだったら、試合をどう展開していくのか見たかった。今日は前半のディテールのせいで負けてしまった。レッドカードを含め、いくつかの判断ミスがあった」
STVVは8試合ぶりに敗戦。といってもその大半が引き分けだったため、開幕6戦未勝利を経ての2連勝後、3戦未勝利となった。継続的な勝点3獲得が求められる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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