Adobe MAXの取材で、フロリダ州マイアミまで行くので、せっかくならもうひとネタぐらい……と思って、1日前にマイアミ入りして、その24時間を利用して、レンタカーでテスラを借りて、キーウェストまで行ってきた。本場アメリカで乗ったテスラModel 3は非常に良く出来たパッケージのクルマだった。
せっかく遠いマイアミまで行ったので、もうひとネタ
フロリダは近くない。マイアミは直行便もないし。今回も羽田から12時間でシカゴ、乗り継ぎに3時間、シカゴからマイアミまで3時間。前後を合わせると、おおよそ24時間の移動になる。けっこう疲れる(笑)
そんな場所まで行くなら、ついでにもうひとつぐらい取材をしようということで、今回の企画を考えた。動画にもしたので、ぜひこちらもご覧いただきたい。動画の方が分かりやすいこともあるし。
遠いフロリダだが、実は筆者は20年ぐらい前に頻繁にフロリダに行ったことがある。
ひとつはバイク雑誌時代で、デイトナの取材だ。当時のボスがこのデイトナでクラッシックバイクレースに出たので、その手伝いやら取材やらだ。デイトナビーチのサーキットや、周辺の空港の滑走路を使った草レース。日本でレーサーを作って、木箱に詰めて、それを空港で受け取って……と、途方もなく大変だったことを思い出す。デイトナ・バイクウィークも見に行った(ハーレーは詳しくないのでほぼ見物しただけだったが)。
もうひとつは、ラジコン飛行機の取材。ウェストパームビーチという街で、毎年『Top Gun』『Florida Jet’s』というイベントが開催されていた。前者はスケールモデルのイベントで、翼長3mぐらいのP-51Dムスタングや、零戦32型などの大戦機や、翼長8mのB-29などが飛ぶ。後者は当時一基50〜100万円したラジコン用のジェットエンジンを積んだ、翼長2mぐらいのF-15Cイーグルや、完全自作のF-104スターファイターといったラジコンジェット機のイベント。裕福なリタイヤ人たちが、全米からそれらの飛行機を積んだトレーラーを引いて集まるビッグイベントだった。
そんなわけで、フロリダは筆者にとっては趣味のパラダイス。ニューヨークやワシントンで成功した人たちが老後を過ごす暖かな楽園、というイメージだった。ちなみに、ニューヨークからマイアミまで陸路だと約2000km。日本でいえば、東京から沖縄へ行くような距離感だ。
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なぜ、マイアミでAdobe MAXが開かれたのか?
筆者は今回USのAdobe MAXは初取材だったのだが、例年はロサンジェルスで開催されているらしい。
なぜマイアミになったのかは「主催者も出張したかった」「いつもの会場が取れなかった」など諸説あるが(笑)、東海岸のクリエイターにもアピールしたかったというのが、表立った理由のようだ。
アメリカなのに、ちょっとラテンなマイアミ。
ちなみに、今回は歴史を遡っても5本の指に入る巨大ハリケーンと言われる『ミルトン』が直前にフロリダを直撃しており(マイアミより北を通りすぎたけど)、あやうく開催中止になるところだったので、この季節にマイアミで開催するという案は、今後は採択されない気がする。参加人数1万2000人で、周辺の巨大リゾートホテル40軒ぐらいに分宿(それでもひとつに300人ぐらい)という巨大プロジェクトが天気都合で中止になるとか、考えただけでも胃が痛くなりそうだ。
Adobe MAXに関してはこちらをご覧のこと。記事はまだ継続して執筆する予定。
Adobe MAX 2024フロリダ州マイアミで開催。多数の機能を発表
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2024年10月17日