フロリダキーズの途中唯一のスーパーチャージャー
今回は、ルート途中のMarathonという土地に宿を取った。
予算内(せめて2万円以下)で取れる宿が、行程全体でここしかなかった(とにかく今、アメリカの宿は日本人にとって高い!)という事情でここにしたのだが、行程途中唯一に近いスーパーチャージャーがここにあり、宿泊場所の近くで充電できたのはラッキーだった。
オーシャンビューどころか、寝ぼけると海に落ちそうな宿だった。
もちろん、サイトで確認して向かったのだが、もし万が一現地で工事中だったり、故障中だったりしたら、ここで引き返さねばならないと思っていたので、稼働しているのを見た時は本当にホッとした。
また、実はスーパーチャージャーには、クレジットカードを突っ込むのかと思っていたが、一切のボタン、画面などはなく、下調べしていなければ、パニックに陥るところだった。
答えは、レンタカーでも、自分のスマホのテスラアプリで、臨時のオーナーになり、スマホにクレジットカード番号を入れて決済するという仕組みだった。実にスマートな決済方法で感心した。スーパーチャージャーに可動部がない分、故障も減るだろうと思う。なお、アプリから請求は来ていないので、認証はこちらでやって請求はレンタカー代と一緒に来てるのかも。
このスーパーチャージャーはMarathonにある小さな空港の前にあった。自家用機でここまで来て、テスラに乗って別荘へ……なんていう利用シーンがあるのだろうか? うらやましい限りだ。
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人種のるつぼキーウェスト
Marathonを含む途中の雰囲気は良かったが、キーウェストには観光客がいっぱいいて、ちょっと俗っぽい。
ちなみに、動画では『アメリカ最南端』と言ってるが、正確には『アメリカ本土最南端』。アメリカ最南端はハワイ島の南端なのだそうな。
俗っぽいことに関しては人後に落ちないがw
よく見たら、キーウェストには国際空港があり、遠路クルマで来なくても、直接キーウェストに降りられるのだった。
しかし、途中をクルマで走ってこそのキーウェスト旅だと思うのだが……。
キーウェストには、ヘミングウェインの居住した家があったり、エキゾチックな雰囲気があったりして素敵。そう、ほんの90マイル(150km)ぐらいの海を渡るとキューバ、バハマ、ジャマイカ、ハイチ……などがあるカリブ海だ。『カリブの海賊』はこのへんを根城にしていた海賊の話なのである。
マイアミで聞いた、当地の歴史的な経緯の話をしておこう。
大昔には、ヨーロッパから渡ってきたスペイン人たちが開拓した場所だった。その後イギリスが奪い取り、アメリカが独立。
20世紀初頭からはリゾート地として発展していった。1959年、キューバ革命が起こり、多くのキューバ人移民など、カリブ諸国や、メキシコ、ブラジルなど南米から来る人も多いらしく、街中でもスペイン語が多く聞こえる。
現在では、アメリカにとって南米に対するハブであり、南米諸国に投資する銀行などはマイアミに拠点を持つのだそうだ。また南米の資産家は、自国で革命などが起こった時のために、マイアミに資産を置き、別荘を買っているそうで、そういう人、資本の流入もあるようだ。マイアミはアメリカにとって、ずっと独特な土地なのである。
マイアミ空港で返却した。レンタルフィーは24時間で、保険など込み143ドル。テスラから別途請求は来ていないので、充電料金もこれに入っているのかも。
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冒頭にも書いたが、ドライブの顛末はぜひ動画でご覧いただきたい。
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ちなみに、Adobe MAXの取材だったので、今回初めてAdobe Premiere Proで編集してみた。初めてなのに使いやすく、AIを使った音声認識や、文字起こしを使った編集など、便利な編集機能が多く、作業時間を短縮することができた。
(村上タクタ)