ヒビノ、超高精細LEDディスプレイ・システム「ChromaVision1.25」を「ニンテンドーミュージアム」に納入。国内最大級のフロアタイプディスプレイ

ヒビノ株式会社は、任天堂株式会社が2024年10月2日にオープンした広報施設「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)に、常設のフロア型としては国内最大級となる9.5m×7mの同社製超高精細LEDディスプレイ・システム「ChromaVision1.25」を納入した。

ニンテンドーミュージアムは、任天堂が発売した数多くの製品を展示している広報施設。任天堂が大切にするものづくりの歴史とこだわりを、知り、体験することができる。1階の体験エリアでは、任天堂のものづくりから生み出された様々な娯楽を、今の技術で生まれ変わったあそびとして体験可能。8つの体験展示が並んでおり、同社はフロア中央にある「しぐれでんSP」のLEDディスプレイ・システムの設計・施工を担当した。

しぐれでんSPは、足下に広がる巨大なLEDディスプレイとスマートフォンを使った、歩き回って遊ぶ百人一首の体験展示。専用スマートフォンに短歌の上の句が表示され、足下に映し出されたとり札から下の句が一致するものを探し、スマートフォンをかざして札をとる遊び。


同社は、床面に9.5m×7mのフロア型LEDディスプレイ・システムを設置。体験者が画面の上に立ち、映像を間近に見るため、高い映像表現力をもつヒビノ製LEDディスプレイ・システム「ChromaVision」から、業界最小クラスの画素ピッチ1.25mmを採用し8Kを超える高解像度表示による鮮明な描写を実現した。

ディスプレイ表面に独自の樹脂コーティングを施すことにより、反射の少ない高画質・高視野角の美しい表示と高い耐衝撃性を可能としている。また、画素ピッチが精細になるにつれ、より高度な技術が求められる水平設置についても、同社の施工技術により均一で視覚的に美しい完全ベゼルレスの巨大なフロア型LEDディスプレイを形成した。

LEDディスプレイ・システム「ChromaVision1.25」

  • 画面サイズ:幅9.5m×奥行き7m(60.5m2)
  • 画素ピッチ:1.25mm