洗剤容器で作った、まるでヒーローのような人形の写真がX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で730万件表示を突破、12万件以上の“いいね”を獲得。そのクオリティーの高さに「すご過ぎ」「素晴らしい技術」と称賛の声が集まっています。
サンポールの容器5本を細かく切って針金でつないで、全身が動く人形を作りました。 pic.twitter.com/sAhHNgayyQ
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) October 11, 2024
あの素材で……
投稿者は、多彩な素材からフィギュアを生み出す造形作家・安居智博(@kami_robo_yasui)さん。以前、100均の縄跳びで作った中華風ヒーローが「かっこいい!」と話題を呼びました(関連記事)。
そんな安居さんは今回、なんとトイレ用洗剤「サンポール」で全身が動く人形を作ったとのこと……! それでは、「サンポールヒーロー」と呼ぶにふさわしいクールな容姿をご覧ください。
なんということでしょう。勇ましく立つ人形の佇まいは、まさに戦隊ヒーローそのもの。緑色が仮面ライダーを、フタで作った肩部分のがっちり感は正義のロボットヒーローをほうふつさせます。
この人形はサンポールの容器5本を細かく切って針金でつなぐことで、動く仕様にしたという安居さん。確かに関節部分やパンツまで細かく作られており、ユニークなポーズを決めるのもたやすいようです。
“酸性タイプヒーロー”の誕生
まさかの“酸性タイプヒーロー”の誕生に、コメント欄では「にじみ出す昭和特撮ロボ感」「パンツと関節の箇所、神がかってる」「各パーツも金型で作ったような美しさ」「たぶん、得意技は相手を溶かす液を吹き付けるみたいなやつですね」「キン肉マンに出ててもおかしくないフォルムとインパクト(笑)」「コレは、CM来ちゃうんじゃない?」など、安居さんの技術に驚きと称賛の声があがっています。
小学生の頃から紙製ロボット「カミロボ」を作り続けているという安居さん。さまざまなアイデアで作った作品の数々は、X(Twitter/@kami_robo_yasui)からのぞくことができます。
サンポールヒーロー爆誕
サンポールの容器5本を細かく切って針金でつないで、全身が動く人形を作りました。 pic.twitter.com/sAhHNgayyQ
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) October 11, 2024
安居さんの投稿
先週のメタバースでもご紹介した醤油差し(タレビン)のロボットです。
5個つなぎ合わせたのがシンプルな基本形。腕と脚が可動します。
3枚目の画像は、さらに大量につなぎ合わせた巨大バージョンです。 pic.twitter.com/uu2nwimA15— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) September 6, 2024
久しぶりにカミロボを作りました。
少し前から紙そのものを作る実験を続けていたのですが、今回はそんな自作の紙を使ってカミロボを作ってみました。
白い紙の質感そのもののカミロボなので、名前は「白紙(ハクシ)」と名付けました。 pic.twitter.com/W04IVcSvfu— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) March 8, 2024
阪急うめだ本店で開催されていた「アルプスの少女ハイジ展」の最終日に行ってきたのですが、自分が作った「サンダルのヨーゼフ」がまるで高級なジュエリーでも飾るような立派なケースに入れてもらっていて、恐縮しながらもちょっと笑ってしまいました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 pic.twitter.com/dg1ZyrJPTm— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) January 10, 2024
画像提供:安居智博(@kami_robo_yasui)さん