スイングの軸ブレを防ぐには?絶対に“首の付け根”を動かさない

【勝みなみがお手本!】手元を体から遠ざけるようにバックスイング

軸を安定させる=首の付け根の後ろがブレないようにスイングするには、この首の付け根の部分と腕がつねに引っぱり合う状態を保ってスイングすることが大事です。

そのためには、バックスイングの始動からトップまでの動きがとくに重要。バックスイングで腕をひょいと持ち上げてしまうと、その瞬間に引っぱり合いのテンションが消えてゆるんでしまいます。

手元を体から遠ざけるように首の付け根と手元の距離とテンションを保って体を回転させていくことで、軸のブレない動きが可能になります。あとは遠心力を感じながら振り抜きましょう。

●かつ・みなみ/1998年生まれ、鹿児島県出身。2014年のバンテリンレディスで史上最年少の15歳293日でアマチュア優勝。17年にプロテスト合格。今年も1勝し、通算5勝。スイング改造で急激に飛距離を伸ばした。明治安田生命所属。

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腕を胸の前にキープして回転する

手元が肩より下にある範囲では、手元を胸の正面にキープしたまま回転したい。「前へならえ」の状態のまま腕を左右に振らずに体を回すイメージだ。