『旗揚げ記念シリーズ2024』後楽園ホール(2024年10月22日)
元DDTの大石真翔が電撃登場。斉藤ブラザーズに「仲良くなる前にお前らと戦いたい」と宣戦布告したうえで暮れの最強タッグ出場を宣言した。
プロレス界屈指の斉藤ブラザーズファンとして知られる大石は今月3日の新宿大会を最後にDDTを退団。フリーとして宮城県を拠点に活動していく。この日、斉藤ブラザーズがサイラス&ジャクソンとの世界タッグ前哨戦に快勝後、大石が前触れなく突如登場した。
斉藤ブラザーズTシャツに赤の革ジャンを羽織った大石はリングに上がると、ジュンとレイを前に「斉藤ジュン、斉藤レイ。リング上で会うのは初めてだな。リング上で見てもカッコいいな。かわいいな、おい。本当にかわいい」とべた褒め。「俺はあなたたちと仲良くなりたい。一緒にご飯食べに行きたいし、スイーツも食べたい」とラブコールを送った。
そして緩んでいた表情を引き締めると大石は「だがな、俺もプロレスラーだ。仲良くなる前にお前らと戦いたい」と希望。「というわけで、世界最強タッグ決定リーグ戦、Xはこの俺だ!」と暮れの風物詩への出場を表明した。
「(ジュンに)最近ベルギーチョコが好きだって言ってたな? ベルギービールが大好きだって。というわけで、ベルギーから斉藤ブラザース大好きレスラーを呼ぶことになった」と続けた大石はパートナーがベルギー出身で初来日となるマイク・D・ベッキオであることを表明。「世界最強タッグ決定リーグ戦でお前らと戦いたい。リーグ戦が終わったら、ご飯とか、スイーツとか一緒に行けたらいいなって思ってるけど、どうかな?」と呼びかけた。
斉藤ブラザーズも望むところで「おい、マコリンさん、いや、マコリン。リング上で俺たちとやる以上は、お前が俺たちのファンだなんて関係ねえ。俺たち2人がボッコボコにしてやるぜ。楽しみにしてろ」(レイ)、「マコリンさん、覚悟しろ。DOOM」(ジュン)と受けて立つ構えをみせた。
これで最強タッグ出場チームのX&XXが大石&ベッキオとなることが決定的となった。そして斉藤ブラザーズと大石の初対決が実現する。