外観とスペック
Ace Pro 2の重量は177.2g。大きさは71.9×52.2×38.0mm。
光学系については、絞りがF2.6。焦点距離は35mm換算で13mmである。
最短撮影距離が改善され0.37mとなり、クローズアップ撮影に有利となった。
13.5ストップのダイナミックレンジをカバーする1/1.3インチのイメージセンサーを搭載、4K60fpsのアクティブHDRと8K30fps動画をサポートする。
Ace Pro 2は、デュアルAIチップで画像処理を行う。
具体的には、ノイズ低減と画像処理専用のProイメージングチップに加え、さらなる画像処理とスムーズなパフォーマンスを実現する5nm AIチップの2つを搭載している。これらのデュアルAIチップの分割処理によって、Ace Pro 2の演算能力は、5nm AIチップを1つのみ使用しているAce Proと比較して100%(2倍)向上している。
フリップ式タッチスクリーンは、2.5インチとなり、Ace Proより若干大きくなっている。レンズガードは取り外しが可能。
ウインドガードも着脱が可能で、水中では同梱のマイクキャップを使用する。
マイクは3つ搭載されている。
急速充電リムーバブルバッテリーの容量も増量され、1800mAhとなった。
充電時間は30W急速充電器を用いた場合は47分、5V/3Aで充電した際には75分である。録画可能時間は25℃のラボ環境で1080p 24fps動画をアクティブHDRオフの耐久モードでテストした場合、180分とされている。4K30fpsにおいては、Ace Proより駆動時間が50%長くなっている。筆者の検証では、4K30fpsでアクティブHDRがオフ、アプリに接続していない状態で耐久モードをキャンセルして室内で録画を実行した場合、80分ほどでバッテリー残量不足となり停止した(バッテリー寿命は条件によって異なる)。
動作可能温度は、-20℃~45℃である。
耐水性能は、ハウジングなしの状態で12m。ダイブケースを使用した場合は60mとなっている。ジャイロスコープは、6軸ジャイロを搭載している。
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画角(FOV)について
新たに追加されたメガビュー角(MegaView)は、広い画角を保ちながら歪曲を抑えて、まっすぐなエッジが取得できる仕様になっている。
ActionViewは、16:9か9:16を選択することで、最も広い水平FOVや垂直のFOVを得られるので、バイクの撮影やスキーにおけるPOV撮影等で効果を発揮するだろう。