「撮って出し」を超越する、「撮りながら(編集して)出し」の可能性
もちろん音楽ライブのみならず、ビジネス系セミナーやカンファレンスイベントなどに応用することで、企業のブランディング活動やマーケティング戦略の新たな一手になりえる。それこそ「撮って出し」を超越した「撮りながら(編集して)出し」。それこそ、タイムリーな話題を共有し合うSNS時代にこそ最適なアプローチかもしれない。
あくまで個人的な意見にはなるけど、メーカー側が提供してくれる(このような摩訶不思議的な)新機能は「レガシー機能の代替」として捉えてしまうと、やれ「スマホ画質じゃ…」とか、やれ「タイムラグが…」とか懸念点ばかりが気にかかる。しかし、これまでの枠組みにとらわれず「新たな仕組みづくり」に目を向けると、コンテンツづくりの可能性の幅をグイッと広げるキッカケになる。
今回紹介した新機能は、コンテンツづくりに従事する私のようないちディレクターに対して「さあ、どう活用する?」とメーカー側に問われているようで、新たな可能性と未来にワクワクする。