MLB史上初となる「50本塁打、50盗塁」を達成したロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の、50号ホームランのボールがオークションサイトに出品された。その驚異的な落札価格に、Xでも驚きの声があがっている。
■ファンの争奪戦に
大谷選手は9月19日のマイアミ・マーリンズ戦で3本のホームランを放ち、その2本目で50本に到達。MLB史上初の「50−50」を達成した。ボールは外野スタンドに飛び込み、ファンの争奪戦になった。
ドジャース側が、ボールを手にした男性に30万ドル(約4,320万円)を交換条件に提示したが合意に至らず、ボールは米大手競売会社「ゴールディン」のオークションに出品された。
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■史上最高額を更新
オークションはきょう23日午前11時に締め切られる予定だったが、締め切り直前に入札があると30分延長される仕組み。入札競争が繰り広げられ、延長が繰り返された結果、40の入札を経て、落札額は360万ドル(約5億4,700万円)にまで高騰。手数料を加えると439万2,000ドル(約6億6,700万円)となった。
これまで、MLBの記念ボールをめぐるオークションでの史上最高額は、1999年に当時セントルイス・カージナルスのマーク・マグワイア氏が放った70号本塁打のボールの約305万ドル(当時のレート換算で約4億4,000万円)。今回はその額を大幅に更新することとなった。
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■「言葉がない」ファンも唖然
大谷選手はドジャースと10年総額7億ドル(約1,015億円)で契約。ただ、その大半を10年後の2034年から2043年までで受け取る変則的な契約となっており、2024年の年俸は200万ドル(約2億9,000万ドル)となっている。
大谷選手の年俸をも超える驚異的な落札額に、Xではファンも「手数料込で約6億って…」「6億超えだって。すご」「もう言葉がないわ、人の人生まで変えてしまう」とあぜん。
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■「羨ましい」「返すのが筋」
また、「ボール拾った人が羨ましい」「会社辞めて大谷を応援しに行っていれば…」「大谷さんの50号のホームランボール拾いに行くべきだったわ」と羨む人や、「1球5億となると人生賭けて大谷さんの記念ホームランボール拾う仕事とか成り立ちそうだな」「もう株とかやってないで、ボール捕りにいこうかな」との声も。
一方で、「大谷や球団に返すのが筋だと思うけど」「記録を成した大谷が凄いのであって、ボールはただのボールだよ」「50号ボール単体でそこまで欲しいか〜。大谷本人は切り替えててもう大した思い入れなさそう」といった意見も見受けられた。
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■約6億6,700万円
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)